民泊施設に神社カフェ 訪日客需要を喚起

 

 

またネタ元が同じになってしまいますが、先日の民泊ツアーで、民泊事業の先駆者としてインバインド事業を行う百戦錬磨の羽毛田民泊運営事業部長が、最近の訪日客の趣向について「観光地での宿泊にお寺を利用することが流行っている」と述べていました。急増する訪日客の多くが日本文化の体験も目的としており(前回の近江CEO講演から)、なるほど、民泊施設にとどまらず寺院カフェや神社カフェなどの築数100年の建築物を再生した店舗も観光地内に目立ってきています。こうした流れは、官民一体となり訪日客の旅行需要喚起を目指しているとも受け取れます。
以前に訪れた埼玉・奥秩父の標高1100mの山頂にある三峯神社の別殿「小教院」の写真が残っていましたので、アップしました。現在の建物は元文4年(1739年)に再建されたもので、平成3年(1991年)にリノベーションを施しカフェとしてオープンしました。外観、内装ともに再建時のまま残されており、訪日客受けしそうな建築様式でした。なお、三峯神社は1900年前に建てられ、現在では関東でも有数のパワースポットとして人気があります。