我が国の住宅・建設業界は戦後の高度経済成長と急速な都市化という渦の中で、子どもや他者への思いやりを忘れ、暮らしに潤いをなくし、住まいがひとにもたらすべき幸福と真の安寧についても深い考察を怠ってきました。一般財団法人「ひと・ 住文化研究所」は今こそ、住まいと街づくりに日本人としての確固たる思想を打ち立て、すべての人が幸せになる社会を目指すべく昨年11月に発足しました。
今年は当財団にとって実質スタートの初年度であり、これまでに若手不動産経営者らとの交流会などを実施してきました。また、このたび、当財団の理事で住宅評論家の本多信博氏による『住文化創造～日本再生へのガイドライン』（プラチナ出版）が出版され、財団が今後本格スタートを切るにあたっての思想的基盤が整いました。
そこで、発足1年目となる今年11月、財団の本格稼働と同書出版を記念してシンポジウムを開催することにしました。「ありがとう寺」住職の町田宗鳳氏による基調講演をはじめ、当財団の理事の方々によるパネルディスカッションを行います。今後の住宅・不動産業界のあり方、「ひと・住文化思想」の必要性について徹底討論したいと思います。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。 （代表理事 鈴木静雄）
日時：2023年11月14日（火） 18：00～21：00（受付開始は17：00より）
会場：ホテルメトロポリタン３F富士の間 定員150名
豊島区西池袋1-6-1（JR池袋駅西口（南）徒歩３分）
会費：10,000円（税込）（『住文化創造』定価1,650円進呈します）
くわしくは、シンポジウム案内書をご覧ください。
