4月24日に人口戦略会議から、消滅可能性自治体についての発表がありました。この推計は、2020年から30年間で20~39歳の女性が半数以下になることが想定される自治体が消滅可能性があるとして定義づけられているものであるため、今後の人口回復施策等次第では、状況は改善されることにもなるでしょう。
こうしたなかで、「中心市街地の活性化」や「子育て世帯の誘致」は多くの自治体で検討していますし、様々な施策も好評されていますが、それらの施策は必ずしも成功しているとは思われません。その理由は、たとえば中心市街地の活性化は、数少ない成功事例の焼き直しであることが多く、また、子育て世帯へのアピールも、医療費の無償化や保育所の充実等、ほぼ同じことのアピールに過ぎない点にあると思います。
まちづくりや町の活性化等については、「マーケット」をベースにした分析も必要と思われますが、この観点は多くのケースで欠落しているように思われます。
今回は、カルチャースタディーズ研究所主宰で、マーケットウオッチャーとしても名高い三浦展氏をお招きして、マーケットの専門家の視点から、伸びる街、衰退する街についてお話をいただきます。不動産の専門家の考える視点とは違う観点からのお話は、私たちの業務を進めるうえでも役に立つことが多いのではないかと思います。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。 代表理事 大木祐悟
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